76ersのカーターとローテン
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フィラデルフィア76ersは現地13日、アウェイでダラスマーベリックスと対戦した。
結果は70-123で完敗。53点差。
あと5点差ひらいていれば76esのチーム記録だとか。
序盤からダラスが主導権を握り過ぎなくらいぎっちり握り、ダラスファンの笑み一入に29-73で折り返した。
そしてそのまま勝負は決まってしまった。
ダラスのエース、ダーク・ノビツキーが20分で21得点、4アシスト、3リバウンド。
これで76ersはリーグ唯一の開幕8連敗となり、再び初勝利から遠ざかる。
チームの開幕から最多の連敗は1972-73に記録した15連敗。
NBA記録では2009-10のニュージャージーネッツが刻印した18連敗。
しかし、この試合で76ers期待のマイケル・カーター=ウィリアムズがおよそ7か月ぶりに試合に出場し今季初出場を飾った。彼は昨季の5月に右肩を手術し、その回復を待っていた。
ベンチから途中出場し、30分、19得点、5アシスト、8リバウンドをマーク。これらすべてチーム最多をマークした。
カーターといえば昨季のルーキー・オブ・ザ・イヤーではないか。
ルーキーでシーズン平均16得点、6アシスト、6リバウンド以上を記録したNBA史上3人目の彼ではないか。
さらに1.9スティールを平均しリーグ4位タイとなっている(ジミー・バトラーやポール・ジョージらと並ぶ)。
そういえば、開幕のレブロン率いるヒート戦で、22得点、12アシスト、9スティールを記録したのも彼だった。
今後はまだベンチからの出場になりそうで様子見といったところだが、76ersにとっては朗報だ。
さらに、カーターの代わりに先発PGを務めていた今季3年目のトニー・ローテンが好調。この試合でカーターとプレイタイムのバランスをとるようになる前までは、平均33.6分、21.9得点、6.7アシスト、4.3リバウンド、2.7スティールを記録。
特筆すべきは、2.7スティールはゴールデンステイトウォリアーズのステファン・カリーの3スティールとワシントンウィザーズのジョン・ウォールの2.6スティールに挟まれて、リーグ2位。
現地7日のシカゴ戦では31得点、7アシスト、5リバウンドを獲得。
カーターが本格的に復帰したらローテンの役割はどうなるのか。
もともとローテンはシューティングガードなので単純にスライドさせるのか、それともコンボガードにするのか。楽しみだす。
2013年1巡目11位で指名された、カーター。
同じく1巡目6位で指名されながらも怪我で出場できず、今季から出始めたナーレンズ・ノエル。
2014年1巡目3位で指名された、故障しがちな、というかいまも右足故障中の大物ジョエル・エンビード。
76ersの平均年齢はNBA最年少の23.5歳。
頑張れ。応援しとるぞ。
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参照記事:Mavs notch biggest win ever with 53-point victory over winless 76ers