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2015NBAファイナルMVPのアンドレ・イグダラに迫る

 

 MVPの、

 

アンドレ・イグダラゴールデンステイト・ウォリアーズ)。

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Photo by Nathaniel S. Butler/NBAE via Getty Images

 

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MVPを受賞したオールランダー

 

昨日クリーブランド・キャバリアーズのホームで行われた、対ゴールデンステイト・ウォリアーズとのNBAファイナル第6戦。

 

104-94 105-97で40年ぶりにウォリアーズが勝利し、NBAチャンピオンになった。

 

注目されていたファイナルMVPはアンドレ・イグダラが受賞。

 

そこで、戦の後ということも相まって今回はイグダラのファイナルにおける働きぶりについて書きたい。

 

レギュラーシーズン67勝15敗だった敵なしのウォリアーズにとって、昨季からやってきた彼は必要不可欠な存在だった。得点が出来て、アシストやリバウンドでも期待できるというまさに今季のゴールデンステイトのシステムにぴったりなオールランダー。

 

昨季を含め10年のキャリアを通して、先発級の彼がベンチから出場する機会などほぼ無かった。

しかし、今季はNBAファイナル第4戦まで一度も先発での出場がなかった。

 

スティーブ・カーHCはシーズン開幕前のこの決断について語った。

 


「(先発が当たり前のときと比べると)彼にとって喜ばしいことではないと思うが、彼は私のそうする理由を理解してくれた。私の考えていたことや彼への信頼を伝えるとすぐに受け入れてくれたんだ。」

 

ゴールデンステイトのために自分が座っていた席を23歳という若手のハリソン・バーンズに譲った。

そのバーンズが今季驚くほどの成長を遂げたのは皆が知るところだ。

 

 

イグダラ、ファイナルで初スタメン

 

 

キャバリアーズが2連勝した後の第4戦で、ウォリアーズのカーHCはリーグでも指折りのディフェンスに長けた213㎝のアンドリュー・ボガットから、198㎝のイグダラに先発を託した。

 

当然これでスモールラインナップとなるウォリアーズは、アンドレがどれ程NBAファイナルで今季初先発の役割を全うできるか息を飲んでいた。

 

特に、ガードをこなすレブロンをどうにか抑えてほしいということもあって、イグダラに期待がかかったのだろう。

 

 

積み上げてきたディフェンス力

 

 

ファイナルでイグダラが出場している間ウォリアーズのオフェンスは好調で、スモールラインナップが功を奏した。

 

さらに彼はディフェンスでも堅守を貫いた。


ESPNによれば、ファイナル平均35.8得点、FG成功率約40%という脅威的なレブロンにペリメーターでマッチアップしたときは、シュートの成功率を35.1%に抑えたとのこと。

 

今季オールディフェンシブセカンドチームに選ばれたシカゴ・ブルズのジミー・バトラーが、プレーオフレブロンをディフェンスした時よりも攻守だった。

 

ペリメーターでなくともイグダラがコートにいるときは、レブロンのシュート成功率が38.1%になるなど、ディフェンスでの素晴らしい貢献が見られた。

 

その選手がどれだけチームにインパクトや勝利をもたらすのかは、単純なスタッツだけでは測れないものがある。

 

11年のキャリアの中でレブロンと同じコートに立つたびにレブロンをディフェンスしてきた。

 

プレーしているアンドレにしかわからない体感というものをその度に積み上げ、彼はこの瞬間が来るまでずっと準備してきた。

 

イグダラはファイナル終了後語った。

 

「メンタルについてはいつも考えていたよ。練習中も練習後も、夜寝る時だってね。僕はよく昼寝をするんだけど、前日は眠れなかったよ。ゲームのこと、そして勝利のために自分がすべきことは何かをずっと考えていたんだ。どうやってレブロンを抑えようかとかね」

 

「とんでもなく努力しなくてはいけない。彼を止めることなんて不可能だから、止めることよりも少しでも抑えようという気持ちでいなくてはいけない。」

 

イグダラは非常にスマートなプレーヤーだが、その背景には思考に思考を重ねる彼の姿が言葉を通して、そしてそれを具体化する試合の中で我々は感じることができる。

 

 

終わりに

 

 

先発の座に媚びることはなかったその選手は、自分がセルフィッシュなプレーヤーではなく、そうすることによってどうチームに影響を与え、勝利に近づくのかにこだわっている。

 

カーHCはそんなNBA11年目のイグダラをこう称えた。

 

「イグダラは素晴らしい選手だ。よく試合が見えている。もしいつか彼が教える側になったら素晴らしいコーチになるだろうね」

 

楽しみだ  

イグダラ


NBA Official Video

 

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