デンバーの期待がかかるドラ7ガード、エマニュエル・ムディエイ
稀に見るポテンシャルを秘めた、
エマニュエル・ムディエイ(デンバー・ナゲッツ)。
Photo/Tony Gutierrez
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・ムディエイ
今回は将来のNBAを引っ張る中心として期待される大型ルーキー、エマニュエル・ムディエイ(Emmanuel Mudiay)について書きたい。
アメリカの高校を卒業したあと中国のリーグでプレーした経験をもつこのポイントガードは、今年のドラフトにおいて1巡目全体7位でデンバー・ナゲッツに指名された。
中国のリーグにいた時の成績は12試合に出場し平均18得点、5.9アシスト、6.3リバウンド、1.6スティール、3.3ターンオーバーを記録。
もとより高校時代から注目されていたムディエイ。ドラフトでの前評はポイントガードとしては196㎝とサイズにも恵まれ、バスケットセンスもオールラウンドにきらりと光る素質を持っているという感じ。
今年のサマーリーグに出場したムディエイはドラフト時の評判通りのパフォーマンスでファンを興奮させた。
4試合に出場し全て先発。
平均30.4分、12得点、5.6アシスト、3.5リバウンド、1.3スティール、5ターンオーバーを記録。
スタッツ以上にチームに与える影響は大きかったように見える。
荒々しいプレーも散見されるが、テンポよくオールラウンドに試合の舵を取るフロアリーダーとして他の若手を寄せ付けない存在感があった。
そしてムディエイはサマーリーグのセカンドチームに選出された。
プレシーズンが始まりシーズン開幕まで各チームの戦術、スターター等が試される時期に差し掛かっている。
・ムディエイのデビュー
ムディエイが所属するナゲッツは現在プレシーズンで2試合消化している。
19歳のその有能なガードはそのどちらにも出場した。
平均33分、14得点、3アシスト、2リバウンド、1スティール、8ターンオーバー。
vs ダラス・マーベリックス
平均31分、17得点、5アシスト、1リバウンド、1スティール、7ターンオーバー。
一番にターンオーバーの多さが目立つ。
だがムディエイのポテンシャルにはかなり期待している。
ルーキーの中では別格のスピーディーなボールさばきや、経験が浅いながらもコートを広く見ることのできるセンス。
デンバーの司令塔だったタイ・ローソンが抜けたことによって、ポイントガードのスターターとして期待されるムディエイ。
チームにはベテランのジャミーア・ネルソンもおり、学ばなくてはいけないあらゆることを吸収している。
それに2人の仲もよさそうなのでチームの雰囲気は良い。
これから楽しみだなあ 。
ダラス戦のムディエイ
NBA Official Video
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