パスで魅せるサンダーのPG、キャメロン・ペイン
ファンタジスタ、
キャメロン・ペイン(オクラホマシティ・サンダー)。
Photo by Layne Murdoch/NBAE via Getty Images
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・パス良い
今回はオクラホマシティ・サンダーに所属することになった新人ポイントガードのキャメロン・ペイン(Cameron Payne)を紹介。
今年のNBAドラフトにおいて1巡目全体14位でサンダーから指名を受けたペイン。
マーレイ州立大(Murray State University)出身のそのガードは、もとよりドラフトワークアウトの際に指を骨折したため、サマーリーグには参加していない。
マーレイ州立大で2シーズンを過ごし、主力としてめきめきと活躍を見せたキャメロンは、ドラフト前のソフィモア時代に平均20.2得点、6アシスト、3.7リバウンド、1.9スティール、2.5ターンオーバーを記録。
非常にバランスの取れたプレーヤではあるが、その中でもパスのスキルは高く評価された。
状況判断に優れており、どこにどのタイミングでパスを出せばよいのかを瞬時に理解している。
そんなバスケIQが高い21歳のペインだが、フィジカルやディフェンス、アウトサイドの強化など取り組むべきこともまだ多い。
ただ今のところの素質を見る限りでは、多彩な引き出しで味方の持ち味を引き上げるクリエイティブなポイントガードになっていくだろう。
・レッツゴーキャメロン!
指の骨折のためサマーリーグに出場しなかったペインは、現在2試合を経ているプレシーズンでは出場している。
ケビン・デュラントとラッセル・ウエストブルックというあまりにも強力な2枚看板を有するサンダーはその2試合を大差で下しており、ペインにも出場機会がまわりやすくなっていた。
10分、6得点、2アシスト、1リバウンド、1ブロック、3ターンオーバー。
vs フェネルバフチェ(トルコ)
17分、7得点、2リバウンド、1ブロック、3スティール、2ターンオーバー。
多少のターンオーバーはあるものの、独特のリズムのハンドリングとゲームペースを通して何かしてくれそうな雰囲気を感じさせる。
サンダーのポイントガードには経験豊富なウエストブルックとD.Jオーガスティンがおり、いよいよシーズンが開幕したとしてもペインはそれほどプレイタイムをつかむことは出来ないだろう。
だが、パスを中心にオフェンスを組み立てることが得意なペインが入ったことで、チームにプラスの刺激もたらしてくれるのではないだろうか。
ノーペインノーゲイン 。
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