NCAA決勝の最優秀選手ミネソタの新人PG、タイアス・ジョーンズ
ガッツあふれる、
タイアス・ジョーンズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)。
Photo by Garrett Ellwood/NBAE via Getty Images
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・デューク大
今回はミネソタ・ティンバーウルブズのルーキーポイントガード、タイアス・ジョーンズ(Tyus Jones)について述べたい。
ジョーンズは今年のNBAドラフトにおいて1巡目全体24位でクリーブランド・キャバリアーズに指名された。
その後、キャバリアーズが獲得したその権利は、彼の生まれ故郷であるミネソタへ渡る。
今年のカレッジバスケ、NCAAのチャンピオンに上り詰めたデューク大(Duke University)出身のタイアス。
フレッシュマンではあったものの、優勝することになるチームのスタメンポイントガードとしてチームを牽引し続けた。
ファイナルシリーズの最優秀選手にも輝いている。
39試合すべてで先発。
平均33.9分、11.8得点、5.6アシスト、3.5リバウンド、1.5スティール、2ターンオーバーをマーク。
バランスのとれた正統派という感じか。
・サマーリーグとプレシーズン
ミネソタの一員として4試合に出場し3試合で先発。
平均24.4分、7.8得点、FG成功率40.7%(27-11)、3P成功率25%(8-2)、FT成功率77.8%(9-7)、2アシスト、2リバウンド、1スティール、3.3ターンオーバーを記録。
数字だけみると決して満足できるパフォーマンスではなかった。
しかし、チャンピオンになったデューク時代もそうだったが、コートではまさに司令塔としてチームを統率するリーダーシップを見せた。
と同時に、ここぞという場面でも恐れることなくプレーをできるガッツもある。
身体能力はそれほど高くはないが、ハンドリングやパスの技術は備わっており、いわゆる正統派のポイントガード向きなスタイルとなっていくだろう。
今のところウルブズはプレシーズンで2試合を戦っており、タイアスも出場した。
vs オクラホマシティ・サンダー
24分、4アシスト、1リバウンド、1スティール、2ターンオーバー。
vs シカゴ・ブルズ
25分、18得点、9アシスト、2リバウンド、1スティール、2ターンオーバー。
サンダー戦は5本はなったFGがすべて外れ無得点に終わったが、次のブルズ戦では18得点を記録し9アシストもマークした。
リッキー・ルビオが負傷中のため、復帰するまでタイアスはプレシーズン中はそれなりのプレイタイムをもらえるだろう。
しかし、ルビオが復帰した後はそのバックアップがアンドレ・ミラーになる可能性が高いため、シーズン中はNBADリーグで経験を積ませる場面も出てきそうだ。
自信は大事 。
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